【クラウドワークス】利用規約をよく読もう！規約違反で100万円請求されることも

はじめに

セミリタイアをしたのを機に、クラウドワークスでお仕事を始める方も多いかと思います。
私はギリギリで気付き大丈夫でしたが、もう少しで規約違反になるところでした。
同じ勘違いをしている方もおられるかなと思い、今回はその体験談を記事にしてみました。

【出典】クラウドワークス https://crowdworks.jp/

個人・法人問わず、業務委託のお仕事をインターネット上で発注・受注することができるお仕事マッチングサイトです。登録は無料で、仕事を受注する側は、報酬金額の5%〜20%をシステム利用料をクラウドワークスに支払います。

あまり詳しくは書けないのですが、継続依頼ありの仕事でした。予算に余裕がないとの記載はありましたが、文章は誠実な印象。クラウドワークス（以下はCW）に本人確認書類を提出済であり、評価も良かったので応募しました。

先方との連絡や仕事の納品は、CW内のメッセージ機能を利用します。
ただし、サービス外連絡申請というものがあり、申請を出して認められれば、CW外でのやり取りが可能になります。

CW内でのやり取り後、契約が決まり仮払いがありました。
その後、サービス外連絡申請（Chatwork）の話があり、初めての契約でCWの目が届かない場に不安はあったものの、Chatworkでやり取りをすることになりました。

利用規約違反の直接取引のお話が…。
しかも、私は規約を読んだことがなかったので、誤解していました。
CWでの募集案件はCWで取引しないとダメだけど、CWの募集案件以外は直接でも大丈夫なのかなと思い、以下のように返事を書きました。

ここで、先方の返事を見て「あれ？おかしい」と気付きました。
CWでの募集案件のみをCWですれば問題がないはずなのに「こういうやりとりはCWではご法度」？

ざっくり要約すると、会員もしくは5年以内に会員であった者同士は、CWの承諾を得ないで直接仕事をすると、最高100万円の罰金ということでした（第8条の11、第26条の5）。先方はCWに黙って直接取引をしようとしている訳で…。

規約違反はできないので、CWでの取引をお願いしました。
正直なところ、規約違反の取引を持ち掛けられ、取引は辞めたかったのですが、穏便にコトを済ませたいと思っての判断です。でも、今から考えると、微妙ですよね。

先方から、CWでの取引を了承する返事がきました。
でも、その後、お仕事の指示の連絡は一切なく、約1ヶ月が経過しました。

仮払いが済んでいるのに、仕事の納品がされていないので、CWから確認のメールが届きました。
仕事の指示も資料も何も頂いていないのですから、やりようが…。
誠実な感じ印象を受ける人とはいえ規約違反を持ちかけた先方に、Chatworkで私から連絡するのも抵抗があり、悩むことに。

CWに契約を途中でキャンセルできる機能があるのに気付き、それを利用しました。

結果、CWのプロフィールに表示される私のプロジェクト完了率が低い数字に。
プロジェクト完了率とは、契約を途中終了せずに完了した契約の割合のこと。安心して取引できるかを判別するための指標とされています。

でも、CWでという話になったものの、一度は規約違反を持ち掛けられた相手。
取引をせずに済みホッとしました。

評価の良さは1つの目安です。評価が良い相手でも、私のようなことになる場合もあります。
今までの評価を鵜呑みにして信じ過ぎないように気を付けて下さい。

CWでの連絡ツールで対応可能な案件にもかかわらず、外部の連絡手段を指定された場合は、その必要性の有無を先方に聞いてみたほうが無難です。
折角のお仕事がダメになるかもと躊躇する方もいると思いますが、質問にきちんと回答できない相手であれば、後で問題が起こる可能性が高いです。

CWのサイト内には、Q&Aコミュニティみんなのお仕事相談所もあり、相談することが可能です。また、CWに直接相談できる【お問い合わせ】のページも利用できます。

利用規約をきちんと守って利用すれば、個人にとっては安心なサービスです。
個人と企業では、どうしても個人の立場が弱くなってしまいます。
CWを通じての取引であれば、何かあった際に、ある程度は自分を守ることができます。

今回は、CWでの私の体験談から皆さんも気をつけたほうが良いかなと思ったことを記事にしました。
お小遣い稼ぎでCWを利用したのに、罰金を取られたのではツラすぎますよね。
これからも物価高は続きそうですが、無理のない節約や副業でお互い頑張りましょう。

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