今年こそ断捨離をして「来年はスッキリした素敵な生活を」と思っている方も多いのではないでしょうか。でも、本当は断捨離する必要がない方もしているようで…。今回は少し違った視点からの断捨離の記事です。
一般的な断捨離とは
今さら感が強いですが、一般的な断捨離についてカンタンに説明しておきます。
一般的な断捨離の手順
モノを必要・不要・保留の3つに分類して、必要なものは「取っておく」、不要なものは「すぐ捨てる」、保留のものは「一定の期間を決めて使わなければ捨てる」というシンプルなものです。
もう、すっかりお馴染みですよね。
断捨離のメリット
断捨離のメリットは「モノが少なくなるので片づける手間と時間が減ること」。
「片づける手間と時間が減る」ことによって、モノを探す労力が減ったり、モノがないことにより部屋の空間が広々としたりして、精神的余裕が生まれ、さまざまな点に良い影響をもたらすことです。
断捨離のデメリット
断捨離のデメリットは「捨てなきゃ良かったと後悔すること」。後から、必要になり買い直すことになるパターンが多いようです。
私の断捨離基準
その断捨離、本当に必要?
断捨離というと「素敵なライフスタイルを実現するもの」というイメージもあり、そのイメージに憧れて断捨離する方も多いです。今、少ないモノとお金を掛けなくても、素敵な生活を送っている70代・80代の日常生活を公開した本やブログが人気を集めています。
その生活に憧れて実践しても自分に合っていなければ、モノが減って単に生活が不便になるだけです。
本当に、自分に断捨離が必要かどうかを考えてから実行したほうが良いでしょう。
散らかっているのに、散らかっていない
会社員時代に、机の上にモノが多くて散らかっている上司がいました。でも、上司は必要書類も使用する筆記用具も探さずに能率よく仕事をされていました。逆にキレイに整理整頓するとモノの位置が分からなくなるそうです。つまり、本人には、その状態が散らかっていない状態なのです。
モノが多いのは良くないという風潮がありますが、人によってはモノが多いほうが良い場合もあります。使用しなくてもあると安心するモノなどがある方も多いのではないでしょうか。
断捨離の最大のデメリット
それは何といっても「モノを買い直すこと」です。ただでさえ、物価高なのに…。
若かりし頃に購入したブランド品を円安を機に売却しようかと考えている方も多いですが、そこは本当によく考えてからのほうが良いです。もし、また欲しくなったら?値段が高かったモノほど、断捨離は慎重にしましょう。
判断基準は自分が生活を快適に過ごせるかどうか
部屋にしろ机の上にしろ、モノが少ないとスッキリ見えて良い印象を受けます。
しかし、結局のところ、自分が便利に感じ、快適に過ごせる環境がベストなのです。
キレイ過ぎる部屋だと落ち着かない方もいます。もちろん「自分が不要だと思ったモノを捨てること」「モノを置くスペースがなくなった場合の断捨離」は必要です。
しかし、自分が満足して生活しているのに、わざわざ時間を取って「これは捨てる必要があるかどうか」を考える必要はないと思います。ゴミ屋敷はマズイですが、健康的な生活を送れる環境であれば、多少モノが多くて散らかっていても、良いのではないでしょうか。
おわりに
今回は断捨離を少し違った視点から記事にしてみました。私の場合は、断捨離も片付けも必要な状況です(笑)年内に終わらせるように頑張ります。