来年から新NISAが始まることもあり、個別株投資に興味を持つ方が増えているのではないでしょうか。
しかし、中には個別株投資が向いていない人もいます。
今回は、私が考える「個別株投資が向いていない人」を記事にしてみました。
はじめに
私は来年から【感謝】ブログ開設1周年を迎えました!の記事での予告通り、
「無理せずにセミリタイア資金1,000万円を貯める方法」を実際に実行し、
その様子を記事にしていく予定です。
この方法は個別株投資で1年間60万円(1ヶ月5万円ずつ)を個別株購入の資金に回して、
10年間で1,000万円を目指すというものです。10年間で合計400万円以上がプラスになります。
しかし、個別株投資が不向きな方が行うと損失を出す可能性があるかもと感じ、
今回の記事を書いてみることにしました。
私が考える「個別株投資が向いていない人」
心配性な人
いくら慎重に優良銘柄を選んでも含み損が生じる場合があります。
心配性な人は「もうダメだ」と早々に売却しがちです。
株価は上がったり下がったりするものです。
配当金がある銘柄を選んでいれば、配当金で含み損の分を回収することもできます。
例えば、配当利回りが5%の銘柄で20%の含み損が生じても4年間で、
配当金が下がって配当利回りが2.5%になっても、8年間で回収できます。
もちろん、業績の悪化で早急に決断したほうが良い場合もあります。
しかし、それ以外の場面ですぐに損切りや他の銘柄に買換えをしたくなる人は
個別株投資は辞めておいたほうが無難ではないかと思います。
ギャンブルが好きな人
個別株投資は「分散投資」が基本。リスクをいかに減らせるかがポイントです。
しかし、ギャンブルが好きな人は「儲けたい」気持ちが大きく、
1つの銘柄に資金を集中させがちです。
さらに、含み損が生じると「明日は株価が上がるはず!」とナンピンを繰り返し、
株価が回復することなく損切りするパターンの方も多いようです。
自分の勘だけで購入する銘柄を選ぶ人
売却のタイミングも重要ですが、中でも私が大切だと思うのは「銘柄選び」です。
銘柄選びには、四季報やニュースなどでの情報収集が重要です。
それらの情報をもとに判断すると含み損を抱えるリスクを軽減できます。
自分が得た情報をもとにいくつかの銘柄を選んでどれを購入するか迷い、
最終的には勘で決めるのは「アリ」です。
しかし、最初から自分の勘だけを信じて選ぶのはリスクが高すぎます。
個別株投資に向いていなくても大丈夫
この記事を読んで下さった方の中には「自分は個別株式投資に向いていなかった」とガッカリされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、個別株投資に向いていなくても、何の問題もありません。
自分に合った投資方法を選べば良いだけのことです。向き不向きは良し悪しとは異なります。
投資方法は個別株投資以外にも、投資信託・債権・不動産投資など様々なものがあります。
例えば、心配性な方は安全性の高い企業の社債や国債などが良さそうですよね。
また、個別株投資に向いていない人の要素を持つ方でも、
自分の持つ要素を意識して取引を行えればリスクが軽減でき、個別株投資は可能です。
おわりに
今回は、私が考える「個別株投資が向いていない人とは?」の記事でした。
物価高が進む現在。個別株投資ではなくても、何かしら投資を行う必要性を感じています。
これから投資を考えている方に、少しでも参考になる点があると嬉しいです。