2022年も残り数日となりました。今年のNISA枠は使い切れましたか?
あと1万円とか数千円単位しか残っていないという方には、高配当の単元未満株がおすすめです。
はじめに
私は、毎年NISA枠が千円単位で残ってしまうことが多く「もったいない」と思っていました。
利用しているSBI証券が、単元未満株の購入手数料が無料となり、今年は高配当の単元未満株を購入して、NISA枠をめいっぱい使うことにしました。
今回は「単元未満株の簡単な説明と注意点」「個人的におすすめな高配当の単元未満株」を記事にしてみました。どなたかの参考になると嬉しいです。
単元未満株とは
単位株取引に必要とされる株数に満たない株式のこと。基本的に100株で1単位です。
端株とも呼ばれています。株主総会の議決権はありませんが、配当金は貰えます。NISAは税金が取られないところが嬉しいですよね。
「購入できる証券会社」と「できない証券会社」がある
まずは、自分の利用している証券会社が単元未満株の購入できるかどうかを確認しましょう。
ちなみに、SBI証券、マネックス証券などは購入手数料が無料で利用できます。
購入できる証券会社でも、手数料が高い証券会社を利用してしまうと、せっかく単元未満株を購入しても、お得ではなくなってしまう場合もあるので注意しましょう。
単元未満株の売却には手数料が必要
単元未満株の場合は、どの証券会社でも売却手数料が掛かります。
例えば、SBI証券は「約定金額の0.5%(税込:0.55%)(最低手数料50円(税込:55円)」。
買い足して単元株にすると、通常の株式取引になり、SBI証券の場合はアクティブプラン(1日の約定代金合計額:100万円以下は手数料0円)を利用できます。売却する際のことも想定しておきましょう。
購入金額を自分で決めることができない
購入金額は自分が発注した時間によって決まり、自分ではその金額を指定することはできません。
発注時間と約定タイミングは、証券会社によって異なるので確認したほうが良いです。
発注金額は「約定タイミングとなる日の値幅制限の上限金額」となります。実際の購入金額が値幅制限の上限金額になることはないので、その点は心配不要です。
また、単元未満株で売却する場合も、自分で売却金額を決めることができず、発注時間と約定タイミングで金額が決まります。
おすすめ!高配当単元未満株
「もう少し前に買っていれば良かったのに…」という感じではありますが、本日の時点で個人的におすすめな銘柄をご紹介します。なお、制限値幅は前営業日の株価によって変わります。この記事では、12月26日の制限値幅の上限を記載しています。株に絶対はないので、株の購入は自己責任でお願いします。
商船三井
海運大手である商船三井。鉄鉱石船、タンカー、LNG船中心に不定期船に強い企業です。
株 価 | 3,365円(12月23日時点) 本日の株価はこちら |
配当金 | 550円【配当金利回り:16.34%】 |
制限値幅の上限 | 4,065円(12月26日) ※NISA枠が4,065円残っていれば発注可能。約定価格はもっと安いです。 |
日本郵船
日本郵船は、海運で国内首位。陸空運を強化しています。傘下に郵船ロジ・日本貨物航空があります。
株 価 | 3,169円(12月23日時点) 本日の株価はこちら |
配当金 | 510円【配当金利回り:16.09%】 |
制限値幅の上限 | 3,869円(12月26日) ※NISA枠が3,869円残っていれば発注可能。約定価格はもっと安いです。 |
ほかにも配当利回り6%以上の銘柄がたくさん!
現時点だと、配当利回り「6%以上の銘柄」「制限値幅が安い銘柄」がたくさんあります。
ありすきで、紹介すると大変なことになるので、紹介は省略しました。
下記の【参考URL】から、チェックして自分が安心だと思う銘柄を選ぶのがおすすめです。
【参考URL】配当利回りランキング【株主優待】 – みんかぶ(旧みんなの株式) (minkabu.jp)
おわりに
今回は、NISA枠を使い切る手段の1つとして単元未満株をご紹介しました。
ちなみに、私は昨日、商船三井を1株購入。来週は日本郵船を1株追加予定です。
せっかくのNISA枠、1円でもその恩恵を多く受けたいですよね。