WEB制作担当者・ブログ運営者・WEBライターなどに役立つSEO知識が学べると評判のSEO検定。
今回は、SEO検定3級の受験記を書いてみました。これから受検を考えている方に何か参考になると嬉しいです。
SEO検定とは?
『一般社団法人全日本SEO協会』が実施している検定です。
受検できる級は、1級(上級)・2級(中級)・3級(初級・中級)・4級(初級)の4種類。
受検資格はなく、最初から1級を受けることもできます。試験は各級、マークシート方式で80問中64問(80%)を正解すれば合格です。
ただし、SEOの知識がない方は、4級の内容からきちんと学ばないと合格は厳しいようです。
私が受けたSEO検定3級について
試験範囲
3級は初級者・中級者向けで、3級と4級の公式テキストが試験範囲です。
ここでお気付き方の方もいると思いますが、級が上になるほど、試験範囲が広くなります。
2級は2級~4級、1級は1級~4級までの公式テキストが試験範囲です。
3級の受検者が多い
履歴書に書く資格は3級からというイメージが強いからか、3級を受ける方が多いようです。
以下の動画の中で『全日本SEO協会』代表の方も、3級が最も人気がある級だと話されています。動画の2:32頃です。
私の学習方法
まずは4級の内容から
4級はGW期間を利用して、1週間で終わるように予定を立てました。
使用した教材は「SEO検定 公式テキスト4級 2022・2023年版」「SEO検定 公式問題集4級 2022・2023年版」の2冊。
1章ごとに公式テキストを読む→該当箇所の公式問題集を解く→前日に学習した章を復習して、次の章を学ぶを繰り返すという形です。6日間で全体を通し終わり、最後の1日は過去問題と応用問題を解いて、テキストと問題集の全体に目を通して終了。6日間は1日2時間ずつ、最後の1日は4時間学習しました。
私が4級の内容を理解するのに要したのは、16時間(7日間)です。
いよいよ3級の内容
4級と学習方法は同じです。
使用した教材は「SEO検定 公式テキスト3級 2022・2023年版」「SEO検定 公式問題集3級 2022・2023年版」の2冊。
4級と同じく試験範囲が全6章だったので、同じ日数と学習時間となりました。
テキストが4級のものよりも厚くなるので「大丈夫かな」と不安になりましたが、内容が重複している箇所が多く、思ったよりも大変ではなかったです。
3級の内容を理解するのに要した時間も、4級と同じく16時間(7日間)です。
結局どのくらい学習したのか
試験日前の2日間は、総復習で1日3時間テキストと問題集の通読をしたので、
4級(7日間:16時間)+3級(7日間:16日間)+総復習(2日間:6時間)=38時間(16日間)ですね。
私はSEOの知識がなく暗記が得意ではないため、38時間(16日間)を要しましたが、ほかの方はもう少し短時間で済むのではないかと思います。
実際に試験を受けて
試験会場
東京・大阪・神戸・名古屋・京都・福岡・広島・仙台・札幌・金沢・那覇の11か所。
東京は毎月2回、ほかの会場は年に1~3回、開催されています。
私は東京で受けました。
最寄駅から会場までは分かりやすい場所にあります。しかし、私は新橋駅構内で迷子に(笑)
どうにか無事に20分前に到着。早すぎるかなと思ったら、すでに席についている方が多くてビックリしました。前の試験時間と被らなければ、早めに着いても大丈夫のようです。
【追記】
私が受検した際の東京会場は、新橋にある「全日本SEO協会 東京本部 セミナールーム」でしたが、現在は「東京国際フォーラムG棟 G502号室」になっています。
試験問題
公式問題集と同じ内容のものが多く出題されていました。しかし、中には、テキストを理解してないと解けないかなと感じる問題も。合格者を絞るための試験ではなく、基準点(80問中64問:80%)を取れば、みんなが合格できます。
私が受けた今回の試験問題は、意地悪なひねりもなく質の良い問題という印象でした。
悔しいことに1問、間違えてしまいましたが…。どの問題かなぁ。テキストを再読ですね。
鉛筆はBもしくは2Bが良いかも
試験はマークシート方式ですが、マークする部分のサイズが通常よりも大きめです。
HBとBの鉛筆を持って行ったのですが、HBだと手が…。途中から、Bの鉛筆を使いました。
意外とマークを塗るのに労力を要しますので、個人的には2Bをお勧めします。
試験結果通知
5月14日(日)に受けて、3日後の17日(水)に合格通知書・合格証書・ロゴデータ配布のご案内などが入ったレターパックが届きました。早くてビックリしましたが、凄く嬉しいです。
合格すると使用できるロゴをダウンロードしてみました。名刺や印刷物、Webサイトに使用できます。
おわりに
今回は私が受検したSEO検定3級についての記事でした。
3級は、きちんとテキストと問題集を理解しておけば、合格率も高いし、どなたでも合格可能です。
3級のテキストを読むと、この部分は2級の出題範囲でというのがあるのですが、「それも知りたいのに!」という内容が多く、気になって、2級のテキストを思わず注文。
ただ、テキストを読んでいるだけだと内容が頭に定着しないので、2級も挑戦することにしました。
合格できたら、また記事にしたいと思います。
【後日談】
その後、2級にも合格できました。興味がある方は、読んで下さると嬉しいです。