今になってみると、計画を立てた当時、本当にセミリタイアしたかったのかと思うことがあります。
セミリタイアを考えている方の気持ちを整理するヒントになれば嬉しいです。
セミリタイアしたい理由を考える

多くの人がセミリタイアを考える理由
「職場での仕事・人間関係に疲れた」といった“逃げ”の理由から、「家族の介護」「自分の趣味に没頭したい」「世界一周の夢を叶えたい」といった前向きな理由まで、仕事以外の時間を大切にしたいという思いからセミリタイアを考える方が多いです。
その理由は「セミリタイア」する必要がある?
「必要に迫られたもの」や「前向きな理由」であれば「セミリタイア」を迷う必要はないと思います。
しかし、「職場での仕事・人間関係に疲れた」が理由の場合は、熟考したほうが良いです。
本当に必要なのは「セミリタイア」ではなく、ほかの選択肢かもしれません。
自分の健康面で重篤な問題がある場合は、休職もしくは退職して体調を整えてから、今後の選択をすることをお勧めします。
私が計画を立てた当時
セミリタイア実現計画を立てた2012年頃、私が当時33歳くらいの時は休日出勤や終電帰りも多く、毎日とても疲れていました。
仕事量や人間関係などのストレスも多く「とにかく休みたい」という感じが強かったです。
でも、仕事は好きでした。
納期に間に合わせた時の達成感、お客様から感謝された時の言葉など、
今でも嬉しい思い出として心の中に残っています。
今思えば、30代のうちに転職していたら、セミリタイアという選択肢は浮かばなかったかもしれません。
実際にセミリタイアしてみて
私の場合は、家族の病気のために離職。
その後、自分の更年期の症状で辛くなり、2022年9月にセミリタイアを決断しました。
2012年当時であれば「転職」が正解でしたが、今は「セミリタイア」で良かったと思っています。
今は精神的に余裕が持てる日々に満足しています。
ただ、時々ですが、仕事の充実感が恋しくなることもあります。
少し前に話題になった「FIRE卒業」。
私は卒業する予定はありませんが、仕事に復帰した方の気持ちは理解できます。
自分にとってのセミリタイアの「必要性」を見極める

あなたに必要なものは?
今のツライ状況から解放されたくて、セミリタイアしたいと思っている場合、本当に必要なのは「転職」や仕事は収入を得る場と割り切って楽しめる「趣味」「学び」などの可能性も高いです。
もう一度自分の気持ちを整理してみることをお勧めします。
人間関係のストレスが理由の場合
セミリタイアは、自分が事業主になる以外は、勤務時間の長さが変わるだけで、人に雇われて仕事をするという意味では「会社員」と変わりません。
多かれ少なかれ、仕事と人間関係のストレスはあります。
今、抱えているストレスの度合いにもよりますが、そのストレスから気を逸らせる趣味や楽しみを持てるかを自分の中で探ってみると良いかもしれません。
満足感は一時的な可能性も
ツライ状況から解放されて、最初のうちは楽しいかもしれません。
大手企業にお勤めの方や仕事内容が気に入っていた方などは、時間が経つにつれて、辞めたことを後悔する方が多いです。
本当に今の仕事と社会的地位を失っていいのか、自分に再確認したほうが良いでしょう。
辞めると今の立場に戻ることは難しい
年齢が若い方や高いスキルを持つ方は、辞めても次の職場も良い条件で見つかる確率は高いです。
しかし、それ以外の方は、前の勤務先と同程度以上の条件で働ける確率が低くなります。
さらに、離職して空白期間が長くなると、条件の良い仕事を得ることは厳しいです。
フルリタイアできる経済力がある方以外は、慎重に結論を出すことをお勧めします。
おわりに
セミリタイアは、すべての人にとって最適な選択肢とは限りません。
「セミリタイア」というと、ラクで楽しいというイメージを持つ方が多いですが、
実行して後悔している方がいるのも事実です。
この記事が、あなた自身の気持ちと向き合うきっかけになれば嬉しいです。


