セミリタイア実現計画

セミリタイア実現計画 セミリタイア前

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はじめに

約10年前、面白半分で「セミリタイア実現計画」を作成しました。
当時は「本当にこれで実行できるのかな」と半信半疑でした。

最近いろいろな情報を目にするうちに、私と同じ発想の方も多く、
これは実現可能だと確信し、2022年9月よりセミリタイア生活に入りました。

自画自賛ですが、私の「セミリタイア実現計画」。意外と良くできているなと(笑)
早い方なら20代からでもセミリタイア生活は可能です。

なお、この「セミリタイア実現計画」は、独身の一人暮らしの方を想定しています。

セミリタイアに必要な資産

私が思うセミリタイアに必要な最低限の資産は1,000万円です。
内訳は下記になります。

・証券口座(株式800万円+現金100万円)
・普通預金…予備費(100万円程度)
年金支給前までは週3日1日あたり4時間程度でのアルバイト(1ヶ月6万円弱)をする想定で試算。

「1,000万円」を貯めるのに何年も掛かるようなイメージですが、実際は「1ヶ月10万円生活」で簡単に貯めることができます。

例えば、月給20万円(手取り)、生活費を除く10万円を毎月貯金。
1,000万円÷10万円(月)=100カ月
100カ月÷12ヶ月(1年)≒8.33年 約8年半で達成

皆さん、それぞれの経済状況によりますが、セミリタイアは思っていたよりも短い準備期間と少ない金額で実現可能なのです。

また、毎月10万円ずつ貯金をするのが厳しい方は、毎月5万円ずつを株式投資に回して、10年間で1,000万円を貯める方法もあります。貯金と違いリスクはゼロではありませんが、リスクは極めて低いです。

セミリタイアの準備/住む場所を決めておく

セミリタイア前に住む場所をどこにするのか、賃貸にするのか、自己所有にするのかを決めておかなければなりません。
住む場所は、セミリタイア後の生活の満足度と費用に大きく関わる部分なので、慎重に検討して決めましょう。

住む場所

物価の安い海外を検討される方も多いと思いますが、私はおすすめできません。
今は特にコロナなどもあり、不測の事態に不安があるからです。

国内で都会に比べて物価の安いトカイナカ(都会と田舎の中間)や田舎が個人的には良いのではないかと思っています。生活費の中で住居費の割合は高いです。少しでも抑えられると助かります。

賃貸

いつもでも好きな場所に引っ越せる自由が魅力です。
自己所有とは違い、固定資産税の負担がありません。また、経年劣化によるガス給湯器の故障などは貸主が負担なので、経済的にラクです。

ただし、入居の際に保証人を要する場合や家賃更新の際に値上げされる場合もあるので、要注意です。

自己所有

築20年以上の物件は、価格が安い場合が多いのが魅力です。
国土交通省の資料によると、マンションの寿命は、鉄筋コンクリートで造られた建物(RC造)の平均寿命は68年。戸建ては、木造住宅の平均寿命は30~80年程度、鉄骨構造は30~60年程度、鉄筋コンクリート構造は40~90年以上。

自分がセミリタイアする年齢に合わせて、購入の築年数を考えましょう。

固定資産税や設備の故障は自己負担となりますが、家賃更新の際の値上げの不安がありません。
また、居住空間を自由にリフォームできるので、生活の満足度を上げられます。

<参考URL>期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新 による価値向上について|国土交通省

セミリタイアの準備/クレジットカードを作る

クレジットカードは安定した収入がないと審査に通りづらくなり、作ることが難しくなります。
現在はクレジット決済のみのサービスも増えてきており、無いと困ることが生じる可能性が高いです。
前もって、必ず1枚は作っておきましょう。

セミリタイアの準備/株の購入

まず、株の購入の前に、証券会社の口座開設ですが、私はSBI証券のみです。
国内株式の売買手数料が無料で、サイトも操作が分かりやすく、個人的におすすめです。

株はセミリタイア後の収入の大きな柱となります。

少しずつ、1銘柄1単元(100株)で、配当金+優待で利回り5%以上、株価1,000円以内の銘柄を中心に買い集めて行きましょう。

セミリタイア後の収入

収入は以下の3つになります。

【株の配当金+売却益】年50万円程度
【アルバイト代】年70万円程度(1ヶ月:6万円弱)
【ポイ活】年5万円程度

合計で1年約125万円。1ヶ月10万円生活(1年120万円生活)なので十分に足ります。
なお、【株の配当金+売却益】と【ポイ活】の金額は控えめに算出しました。
実際は記載した金額を上回ることが多いと思います。その分は、予備費に回すようにしましょう。

「株の配当金+売却益」について

私はNISA開始の年から株を始めましたが、年平均10%の利益を得ています。
売買の基準は単純に、10%以上の含み益が出た場合は利益の確定を検討する、
20%の損益が出た場合は、その時の状況に応じて、ナンピンか売却の選択するというものです。

なお、800万円の株で50万円程度の収入としたのは、売却益よりも配当重視で安定した収入を確保するためと、ある程度のリスクを考慮したためです。

「アルバイト代」について

セミリタイア後の想定アルバイト金額は年70万円程度(1ヶ月:6万円弱)。
週3日、1日4時間程度のアルバイトを想定しています。

65歳から国民年金を満額で受給する場合、令和5年度は66,250円(月額)です。
厚生年金に加入していた方は、更に金額の上乗せがありますが、国民年金のみ加入の方でも保険料をきちんと納めていれば、65歳以降は完全リタイアが可能となります。

<参考URL>令和5年4月分からの年金額等について|日本年金機構 (nenkin.go.jp)

「ポイ活」について

「ポイ活」は、月3,000円から5,000円で、1年間で5万円程度を想定としました。
空き時間を利用してのアンケート回答や、ネットショッピングの際にポイントサイトを経由して買い物するなどのアクションでポイントが貯められ、換金できます。

セミリタイア実行後は、買い物をする金額が減る場合が多いです。
実行前と同じ金額を得るには、追加でアンケートサイトを登録する必要が出てくる可能性があります。

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セミリタイア後の支出

退職後の支出

退職後「住民税って払うの?」「国民健康保険ってこんなに高いの!」など慌てないように、事前にきちんとチェックしておきましょう。

住民税

住民税は前年の所得から算出されるため、退職後に支払うことになります。
年収300万円の方だと<参考URL>によると、11万3,500円(2022年6月1日確認時)。
私の「セミリタイア実現計画」では、普通預金の予備費から支出予定です。

<参考URL>年収300万円の人の住民税の計算方法とは?所得税との違いとは
※年によって異なります。金額は参考URL先で要確認でお願いします。

所得税

年収300万円の方だと<参考URL>によると、あくまで参考としての数字ですが、所得税は54,500円(2022年6月1日確認時)になります。
確定申告で戻ってくるケースが多いです。忘れずに、申告しましょう。

<参考URL>年収300万円・500万円・1000万円の所得税・住民税はいくら
※年によって異なります。金額は参考URL先で要確認でお願いします。

国民健康保険料

国民健康保険の保険料は前年1月~12月までの所得によって決まるため、収入が多いほど保険料が高くなります。地域によって金額も異なりますが、年収300万円の方だと年間25万円程度になります。
これも普通預金の予備費から支出予定です。

1ヶ月10万円生活

自分が「1ヶ月10万円生活」で満足できるのか、実際に試すことが重要となります。
1ヶ月10万円での生活は、高級品に囲まれた生活とは程遠いですが、経済的にも精神的にもゆとりのある充実した暮らしです。

自分なりの「1ヶ月10万円生活」

まずは、各自、自分の生活に応じて、「10万円の内訳表」を作成して実行してみましょう。
家賃、国民年金保険料、国民健康保険料、住民税と決まった金額を10万円から引きます。
そして、残りの金額で他の生活費を、その時の状況に応じて調整して配分します。

なお、最低必要金額の1,000万円でセミリタイア生活を始める場合は、医療保険の加入(掛け捨ての安く加入できるもの)は必須です。

高額療養費制度がありますが、医療費を多く要した月では1ヶ月10万円で生活するのは困難となり、普通預金の予備費から支出することになります。

<参考URL>高額療養費制度を利用される皆さまへ

苦労ゼロの節約

国民年金保険料

国民年金の保険料は、「2年前納」制度を利用すると、2年間で約15,000円程度の割引になります。
ただし、残念ながら、国民健康保険のほうには割引制度はありません。

<参考URL>国民年金保険料の「2年前納」制度|日本年金機構

食料・日用品

株主優待で金券(QUOカード、ギフトカード、割引券)がある銘柄を購入しましょう。
特にコンビニで使えるQUOカードは重宝します。コンビニは食料品から洗剤類、雑誌と大概のものは揃っているからです。QUOカード付きの銘柄の購入は、おすすめです。

クレジットカードの利用

なるべく、現金ではなくクレジット払いにするようにしましょう。
単純計算で、1%ポイントが付くものだと、
1年間120万円をクレジット払いにした場合、年12,000円お得になります。

購入のタイミングを工夫する

楽天市場やYahooショッピングで購入する際は、ポイントアップデーに、
また、食料品や日用品を購入するスーパーは、いつも利用するお店のお得な日を狙って購入しましょう。


おわりに

セミリタイア開始後は、実際にセミリタイア生活をした上での気付きや感想、セミリタイア生活に役立つ情報などを順次記事にしていきます。
また、この記事もさらに充実した内容になるよう加筆修正を重ねていく予定です。
引き続き、お読みいただけると嬉しいです。

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