2025年、長年“神優待”として親しまれてきた上新電機の1株優待が、ついに廃止に。
5月に発表があったのですが、のんびり屋な私は先日知ってビックリ!
数千円の投資で5,000円分の割引券がもらえる株主優待で、私も1株保有していました。
はじめに|上新電機の優待廃止が意味するものとは?

これまで、たった1株(数千円)を保有するだけで、5,000円分の優待券がもらえるという、まさに「夢のような優待」として、人気を集めていた上新電機の株主優待。
しかし、2025年9月分の権利確定を最後に、1株優待は終了。
今後は100株以上の保有者のみが対象となり、優待内容も変更されることが発表されました。
今回は上新電機の優待廃止をきっかけに、これからの優待投資について改めて考えてみたいと思います。
1株優待の縮小・廃止の流れは加速する?

実はここ数年1株優待に限らず、株主優待の見直しや廃止が相次いでいます。
企業側の理由はさまざまですが、共通しているのは「コストと公平性の問題」。
1株だけ保有している投資家に対して、送料や印刷代をかけて優待の送付は、
企業にとっては大きな負担になります。
さらに、SNSやブログで「この銘柄は1株で優待がもらえる!」と広まると、
優待目当て一時的に権利を取得してすぐに株を売却する人が増えてしまい、
長期的な株主との関係を築くために設けた株主優待の目的が無意味なものに…。
こうした背景から、最近では「長期保有者優遇」や「100株以上限定」といった条件が増えてきています。
今後の優待投資、どう考える?

「1株優待が減っていくなら、優待そのものが減少する?」と
考えてしまうかもしれませんが、たぶんそういった方向にはならないと
私は思っています。
なぜなら、企業の長期的な株主との関係を築きたい気持ちに変わりはないからです。
優待投資は“形を変えて”続いていく可能性大といえるでしょう。
1株優待に頼らない戦略へ
これからは、100株以上の保有を前提とした優待投資に加えて、300株・500株以上と株数が多くなる傾向が考えられます。
もちろん、まとまった資金が必要になりますが、その分優待の内容も充実していることが多いです。
配当+優待の“ハイブリッド型”を狙う
優待だけでなく、配当利回りを重視する選び方に。
もし、優待が廃止されても、配当があればダメージは少ないという安心感もあります。
長期保有特典を活かす
最近は「3年以上保有で優待内容がグレードアップ」なんて銘柄も増えてきました。
これは企業が“長期的な株主との関係は築きたい気持ち”の表れ。
短期売買では得られないメリットがあるので、じっくり育てる投資も選択肢に入れると良さそうです。
優待よりも“企業の本質”を見る
「優待があるから買う」ではなく「優待がなくても応援したい企業」かどうか。
これからの時代は、そんな視点がますます大事になってくる気がします。
応援したい企業なら、含み損が生じたとしても配当金を貰いながら、
株価の回復を待つのも、そんなに苦ではありませんよね。
優待投資のチェックポイント

優待投資って、ちょっとした“宝探し”みたいなところもあり、楽しいですよね。
私が株主優待を選ぶ際にチェックしているポイントは以下の通りです。
優待の内容と“使いやすさ”
どんなに利回りが高くても、自分が使わない優待なら意味がありません。
例えば、地方在住なのに都心の店舗限定の優待券とか、使いにくい通販サイトの割引とか…。
貰った優待券を売却して利益をと考える方もいますが、
買取価格はかなり安いか買取不可の場合も多いので、注意が必要です。
継続性と過去の変更履歴
過去に優待を廃止・縮小した履歴がある企業は、また変更する可能性もあるので、要注意です。
よほどの老舗企業ではない限り、新規ではなく継続している銘柄の購入をお勧めします。
以前、QUOカードの株主優待が新設され、株価も安いので100株購入したのですが、
含み益が大きくなり、権利落ち後の含み損が怖くて売却。
その後、株主優待を新設から5カ月で廃止を発表されて驚いた記憶があります。
(現在は1,000株以上で株主優待を実施しています。現在の情報はこちら)
利回りと財務状況
優待利回りが高くても、株価が不安定だったり業績が悪化していたら本末転倒です。
配当+優待の総合利回りを見つつ、企業の財務状況や成長性もチェックしましょう。
長期保有特典の有無
最近は「3年以上保有で優待アップ」みたいな制度が増えています。
長く持つほどお得になる銘柄を探すのもアリです。
自分の“楽しみ”につながるか
最後に大事なのは、「実際に貰って嬉しいかどうか」。
届いた優待を開ける瞬間が楽しみだったり、家族と一緒に使えるものだったり。
数字だけではない「自分の楽しみ」も優待投資の醍醐味ですよね。
私の結論
上新電機の1株優待廃止は、1株保有者の私にはショックでした(涙)
私は近くに店舗がなくネットでしか利用できないため、頃合いを見て売却予定です。
100株の優待内容が以前よりも良くなったので、買い増しされる方も多そうですね。
※現在の株主優待の内容はこちら
今回の上新電機の1株優待廃止は「優待投資を見直すチャンス」かなとも感じています。
これからの優待投資は、
「お得だから持つ」から「自分の価値観に合った企業を応援する」へと、
少しずつ変わっていくのかもしれません。
株主優待は“応援する企業からのおまけ”という考え方で、
これからの株式投資を楽しんで行こうと思います。



