「無理せずにセミリタイア資金1,000万円を貯める方法」を行う上での株式投資1年目の戦略編です。
来年からの株式投資に悩んでいる初心者の方に参考になれば嬉しいです。
はじめに
「無理せずにセミリタイア資金1,000万円を貯める方法」とは?
カンタンに説明すると、毎年60万円を追加したリスクの低い個別株投資で、
10年後に1,000万円にするというもの。
60万円ずつを10年間だと、600万円にしかなりませんが、配当金と売却益を加えて運用していくと、
10年間で1,000万円、つまり、400万円がプラスに!
過去の私と同じく興味はあるものの、
損失が怖くて株式投資に挑戦できない方に私の例が参考になれば良いなと思っています。
私の株式投資の成績は?
私はNISA開始の2014年に株を始めてから、
毎年、投資金額に対して10%以上の利益を得ています。
基本的に配当金が継続的にある銘柄を購入。
含み損が出た場合は配当金でその分を回収してから売却する方針です。
優良な銘柄を購入していることもあり、5年以内に株価が回復しています。
ただ、一度、過信から無配転落して損切り(5,000円)の経験があります。
セミリタイア後は800万円分を株にする予定でした。
でも小心者のため、変動はありますが、500万円程度しか株にできていません。
それでも、昨年は約92万円。今年は現時点で100万円超の利益となっています。
株式投資1年目の戦略
1年目は6万円プラスを目指すだけ
400万円を増やすと思うと、「頑張って取引を増やさないと」と気負う方もいらっしゃるかと思います。
「10年間運用した場合のシミュレーション」の表を見ると分かりますが、
1年目は6万円をプラスにできれば良いだけです。
気負って取引回数を増やす必要はありません。
この株価なら購入しようと思っていた株価になれば、購入すれば良いですし、
含み益が10%以上出たら売却しようと決めていれば、
その株価になった時に売却すれば良いだけのことです。
10万円以下の銘柄で8銘柄程度を目安に
初心者の方が急に大きな株価の銘柄を購入するのも心臓に悪いですし、
リスク分散と売却益を狙う意味からも、まずは小さな株価の銘柄を複数購入するのがお勧めです。
60万円という範囲内で大きな株価の銘柄を購入して、
大きな含み損や無配転落となった場合、いくら他の銘柄の成績が良くても目標の6万円のプラスを達成することが難しくなってしまいます。
まずは、以下の記事を参考に10万円以下の銘柄を選んでみましょう。
欲しい株主優待の銘柄が高い場合は?
私はイオンの株主優待が欲しかったのが、株式投資を始めたキッカケですが、
2014年当時と違い、今は3,045円(11月21日終値)と30万円以上が必要に!
1年目で購入するの、ちょっと苦しいですよね。
私がお勧めする選択は以下の2つです。
1つ目は、1年目は20株、2年目は30株、3年目は50株という感じで端株で購入するもの。
2年目・3年目のほうが資金が多いですし、一度で購入するよりも高値掴みのリスクが避けられます。
ただし、この方法だと配当金は貰えますが、3年目まで株主優待の権利が貰えません。
2つ目は、代用となる銘柄を購入するもの。
イオンの場合は購入金額に対するキャッシュバックですが、
割引券で同じような効果を得られる銘柄があります。
1,000円前後の株価となりますが、イオン北海道(11月21日終値:902円)、マルエツ・カスミ・マックスバリュ関東とイオン系のお店で使えるUSMHD(11月21日終値:1,029円)。
まずは、自分の欲しい株主優待で似たものが貰える銘柄を探して、
どちらの選択肢を取るのか、それとも両方とも選択するのかを考えてみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回は「株式投資1年目の戦略編」の記事でした。
次回は私が良いなと思う銘柄をご紹介したいと思います。
リスクを抑えた私の投資経験を元に記事にしていますが、リスクがゼロという訳ではありません。
投資は自己責任でお願いします。